こんにちは、ECコンサルタントNIC-NACです。
当社は「無料相談」というサービスを行っております。
ECに関する事から、WEB(オンライン)上での集客、自社ネットショップ事業の改善点など様々な相談を受けます。
そんな相談の中で、相談の多い「EC開業するための準備」について説明したいとおもいます。
数分で読めるようにざっくりとした説明ですが、これからECを始めたい方は感覚はもっておいたほうが良いと思いますので、どうぞ最後まで読んでみてください。
それでは・・・
最小限の設備で小さく始めるために
ECを始めるためには、ある程度は、ハード(パソコンやプリンタなど)とソフト(システム契約など)ともに欠かすことが出来ないモノ(コト)はあります。
いくらリアル店舗(実店舗)を持たないとはいえ、それなりの設備は必要です。
EC開業に必要なモノを把握しておくことで、開業費の予算計画の参考にしてください。
それでは、ハード(機器類)と、ソフトについてはモール型EC出店編と自社EC編に分けて列挙します。
ハード(機器類)
- パソコン
- インターネット環境(通信契約)
- プリンター(印刷・スキャナー)
- 固定電話番号
- スマートフォン(携帯電話)
システム及びソフト【モール型EC出店編】
- ECモール出店契約(amazon・楽天市場・Yahooショッピングなどなど・・・)
- 運送会社との契約(佐川急便・ヤマト運輸・ゆうぱっくなど)
- メールソフト(店舗運営のメール送受信に利用)
モール型ECの場合、各モール利用料が必要経費となります。
システム及びソフト【自社EC出店編】
- ASPカートシステム契約(Makeshop・カラーミーショップ・Shopifayなどなど)
- 決済会社との契約
- レンタルサーバー契約
- ドメイン契約
- 運送会社との契約
- メールソフト
自社ECの場合は、カートシステム契約費用、レンタルサーバー利用料、ドメイン利用料などが契約時に必要となります。カートシステムは安いもので月額5000円程度、レンタルサーバーとドメイン利用料はセットで月額1000円程度です。
モール型ECと自社EC(独自ドメイン店)の準備の違い
モール型ECとは、amazon・楽天市場・Yahooショッピングなどを始めとする沢山のお店や出品者が集まった市場の中でECを出店する方法です。この方法の最大のメリットは出店準備がとにかく楽です。モールとの契約さえ済ませられたら、初期準備という意味合いでは、準備はほぼ整います。気軽に始めたい方はこちらのタイプがおすすめです。
一方で、自社EC(独自ドメイン)とは、自社でECのシステム選定、ドメインの取得とサーバーの契約などが必要となる為、パソコンやWEBのことはさっぱり分からない! という方にはちょっとハードルの高い方法です。初期準備という面では、モール型ECと比較すれば少し知識が必要です。
まとめ
ECモールの開店にあたっての、必要な準備について簡単に説明させてもらいました。
あくまでも、初期準備という括りにおいては、モール型ECは簡単、自社ECは少し大変といった感じです。
とは言え、モール型ECと自社ECの良し悪しはこれだけではありません。それぞれ特徴とメリット・デメリットがあり、多くのEC事業者は、この両方のタイプのECを併営しています。
それぞれの特徴については、別の機会ということで、今回は「どんな準備が必要なのか」だけでもイメージしていただければと思います。